ビットコインなど仮想通貨の中核的な技術として知られるブロックチェーン。この技術の将来性に着目するベンチャー企業「Ginco」(ギンコ)=東京都渋谷区=は、仮想通貨を保管する「ウォレット」(専用口座)の無料アプリを配信し、デジタル通貨の取引がメインになることも予想される未来の金融業界のハブ(中心)になることを目指している。ブロックチェーンは将来、社会にどのような変化をもたらすのか。ギンコの森川夢佑斗社長(25)に聞いた。【統合デジタル取材センター/高山純二】
仮想通貨交換業者「コインチェック」から、580億円相当の仮想通貨が盗まれる事件が発覚して約1カ月。実体のない仮想通貨はどのように生まれるのか。不正アクセスの再発はないのか。仮想通貨を支える「ブロックチェーン」などの仕組みや課題を取材した。【鈴木理之】 ●「流出」後もバブル 「金もうけの絶好のチャンス。自分も仮想通貨のブームに乗りたい」。東京・秋葉原のパソコン専門店で、客の日本人男性が取材にこう語った。男性が物色していたのは、グラフィックデザインの映像処理などで使われるパソコン部品「グラフィックボード」(グラボ)だ。データの高速処理が可能で、安いものなら1万円以下で購入できる。 秋葉原では昨秋以降、グラボを求める中国人観光客らが多数訪れるようになり、コインチェックの流出問題が発覚した後も品薄状態が続く。1人1台の販売制限を始めたパソコン専門店「アーク」の渋谷義寛店長は「初期投資さえすれば誰で
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