ロシアＷ杯：芸術開幕式、地球魅了 ８万人歓声 | 毎日新聞
華やかに行われたサッカーのワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会の開幕セレモニー。前列左端は歌手のロビー・ウィリアムズさん。同右端は元ブラジル代表のロナウド氏＝ロシア・モスクワのルジニキ競技場で２０１８年６月１４日、長谷川直亮撮影 濃縮された歌と踊りとパフォーマンスを目にして、８万人の観衆が歓声を上げた。大会の開幕セレモニーは１４日、モスクワのルジニキ競技場で開幕戦のロシア－サウジアラビア戦に先立って催された。続いてロシアのプーチン大統領や国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）のインファンティノ会長があいさつし、サッカー界最大の祭典の開始を告げた。 今大会では開幕セレモニーを、開幕戦の開始３０分前から１５分間だけに短縮。さまざまなパフォーマンスが速いテンポで展開された。ピッチの中央でサッカーボールをジャグリングするパフォーマンスが披露されたり、英国の男性歌手ロビー・ウィリアムズさんがロシア人の女性オペラ歌
ロシアＷ杯：前評判覆す５得点 「弱い開催国」露返上へ | 毎日新聞
開幕戦のサウジアラビア戦後半、チーム３点目のゴールを決めて祝福されるロシアのジュバ（右から２人目）。ロシアは５得点で大勝した＝ロシア・モスクワのルジニキ競技場で２０１８年６月１４日、長谷川直亮撮影 ○ロシア５－０サウジアラビア●（Ｗ杯１次リーグＡ組・１４日） 低いランキングと前評判は、ロシアにとって華々しく開幕戦を飾るための仮面だったのだろうか。５得点を奪って試合を支配し続けた９０分。試合後には歓喜のロシア国旗が至る所で揺れ、開催国として最高の形でワールドカップの幕を開けた。 ７万８０００人を超える観客の期待は、ともすれば大きな重圧ともなる。そんな心配を早い時間帯の得点ではねのけた。前半１２分、ＣＫのこぼれ球をゴロビンがゴール前へと送る。ボールの落下地点にはサウジアラビアＤＦ１人に対して２人が待ち構え、…
ロシアＷ杯：酒井高徳の兄「培ったものを出し切って」 | 毎日新聞
サッカー日本代表ＤＦ酒井高徳選手の兄、高喜（ごうひ）さん＝東京都町田市で２０１８年５月３０日午前１１時２分、大谷津統一撮影 サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会で、２度目の大舞台を迎える日本代表ＤＦ酒井高徳（ごうとく、２７）＝ドイツ・ハンブルガーＳＶ。４人兄弟の次男で弟２人もプロ選手となったサッカー一家にあって、長男の高喜（ごうひ）さん（２８）は柔道を選び、実業団でも競技に取り組んだ。「頑張った人間が報われる世界。培ったものを出し切ってほしい」と弟の飛躍を願う。【大谷津統一】 高喜さんは小学２年の頃、一つ年下の高徳と一緒にサッカーを始めた。新潟県三条市の自宅近くの公園で、中学生の輪に自然と交じるようになった。「高徳は一緒にボールを追いかけて、僕はゴールキーパーだった」と高喜さん。ぜんそくを患っていた高喜さんは次第に足が遠のいたが、高徳は少年団でサッカーに取り組んだ。
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