19日のワールドカップ(W杯)ロシア大会で、コロンビアに2-1で初戦突破を果たしたサッカー日本代表。MFで出場した乾貴士(30)の小学5、6年生当時の恩師、滋賀県近江八幡市の鎌田正子(まさこ)さん(65)もテレビ観戦し、勝利を喜んだ。鎌田さんは、乾から当時プレゼントされた白い小石を今も大切にする。「『Jリーガーになったら、この石をダイヤに替えてや』とお互いに笑ったけれど、乾君本人がダイヤになった」 乾は同市に実家があり、同市立八幡小5、6年の時、鎌田さんが担任を務めた。小石をもらったのは6年生の時。「先生、目をつぶってみて」と言われて手を差し出すと、手のひらに白い小石が置いてあった。「石だけやったら誰が渡したか分からん」と友達に言われた乾は「かま田先生へ この石をあげる。 終わり 乾貴士」と書いたカードも渡してきた。鎌田さんはその石とカードを、ずっと大事に保管してきた。
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