幕末の1856年(安政3年)、関東や東海各地に大規模な高潮被害をもたらした「安政江戸台風」が通ったルートを各地の古文書の記述から復元することに、平野淳平・帝京大准教授(自然地理学)らのチームが成功した。台風は伊豆半島の東側を抜けて江戸に向かったと考えられていたが、実際には伊豆の西側から内陸を進んで福島県相馬市に抜けたと分かった。 分析に用いたのは、静岡県下田市付近に滞在していた初代米国総領事・ハリスや群馬県玉村町の名主の日記な… この記事は有料記事です。 残り318文字(全文534文字)
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