東欧の大学の医学部で学ぶ日本人学生が増えている。入試のハードルが比較的低く、学費と生活費を合わせても日本の私立大医学部より割安なのが主な理由だ。中でもハンガリーには、これまでに600人以上が留学。海外の医学部留学に特化した奨学金を設け、医師不足解消を目指す自治体も出始めた。女子や浪人生への差別で国内の医学部入試が揺れる中、東欧留学はムーブメントになるか。【柳楽未来】 ハンガリーの首都ブダペストにある国立センメルワイス大6年の浜田通果(みちか)さん(25)は卒業を来年に控え、実習などで忙しい毎日を過ごす。日本の大学の医学部を目指したがうまくいかず、浪人しようと考えていたときに偶然、ハンガリーという選択肢を知り、留学を決めた。学生は世界各国から集まり、授業は英語で進められる。卒業後は日本に戻って医師になることを目指しており、「英語で医学を学んだ強みを生かしたい」…
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