スキージャンプ女子ノーマルヒルで9位に終わり、関係者と握手をしながら涙を流す伊藤有希=アルペンシア・ジャンプセンターで2018年2月13日、山崎一輝撮影 平昌五輪・第4日の12日のノルディックスキー・ジャンプ女子は、銅メダルを獲得した高梨沙羅(クラレ)が1回目、2回目とも103.5メートルを飛び計243.8点。伊藤有希(土屋ホーム)は203.9点で9位。岩渕香里(北野建設)は188.3点で12位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は172.0点で17位…
スキージャンプ女子ノーマルヒルの練習後、ジャンプ台を見つめる伊藤有希=アルペンシア・ジャンプセンターで2018年2月8日、山崎一輝撮影 小学6年の時、2段ベッドから間近に見える天井に「オリンピックで金メダル」と書いた紙を張り、目標を体に染み込ませてきた伊藤有希。指導者でもある郷里の先輩・葛西紀明の薫陶を受けて成長し、夢の舞台に臨む。 中学2年で世界選手権に出て「スーパー中学生」と騒がれたが、2歳下の高梨沙羅に抜かれ、中学、高校時代の大半は伸び悩んだ。急成長を遂げたのは、葛西が監督を務める土屋ホームに入社した2013~14年シーズンからだ。 父はノルディック複合、母はアルペンでトップ選手という「サラブレッド」だが、実は運動が苦手。高梨に次ぐ国内2番手の力はあったものの、葛西が「教えることがたくさんあった」と課題が多かった。しかし「有希はいつも居残り練習をしている。まじめさは見習わないといけな
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