うつ病など心の病にかかる社員が最も多い年代は10~20代だと答えた企業の割合が、3年間で急増し、27.9%に達したことが、日本生産性本部の調査で分かった。 40代が多いと答えた企業は35.8%で、30代も32.6%を占めるが、それに迫る勢いで若者の割合が上昇している。同本部は「若者でも責任の重い仕事を任される一方、見合ったポストや権限は与えられず、不調に陥る人が増えている」と分析している。 調査は2017年7月から9月にかけて、全国の企業を対象に実施し、221社が回答。心の病にかかる社員… この記事は有料記事です。 残り306文字(全文553文字)