日本大応援リーダー部(競技チアリーディング)の女性監督が女子部員にパワハラをした問題で、女子部員と家族は14日、監督を突然解任した日大の対応を疑問視する見解を公表した。後任の指導者もいないため「部と部員への影響を心配している」とも指摘している。 日大はパワハラ問題が報じられた9日、「学生の指導に支障を来すことが懸念される」との理由で監督を解任したが、女子部員と家族に説明や報告は一切ないという。 代理人の弁護士を通じて公表した見解では、学内の人権救済機関から5月下旬に「パワハラの認定はした。調査を終了する」と告げられたことを明かした上で、報道機関に「調査を進めており、近く結論を出す」と伝えた日大の説明にも疑問を投げかけた。見解の全文は以下の通り。