東尋坊でパトロールしている茂さん(左)と川越さん=福井県坂井市の東尋坊で2017年4月7日、大森治幸撮影 福井県坂井市にある断崖絶壁の景勝地・東尋坊で自殺しようとしている人の見回りや保護を続けるNPO法人が、小型無人機「ドローン」を使った見回り活動に乗り出す。きっかけは人気ゲーム「ポケモンGO」。キャラクターを探して東尋坊を歩き回る人が増え、人目を避けて自殺志願者の訪れる場所が拡散し、把握が難しくなったためだ。 NPO法人「心に響く文集・編集局」(福井市)は2004年から活動を続け、これまでに586人、今年だけで5人を保護した。