国宝犬山城に新しく取り付けられるしゃちほこを見守る成瀬淳子理事長(右)=愛知県犬山市で2018年2月26日午前8時9分、木葉健二撮影 17年7月に落雷で壊れる 犬山市は1000万円で修復作業 昨年7月に落雷で壊れ、新しく作り直された国宝・犬山城(愛知県犬山市)のしゃちほこが26日、天守最上部に取り付けられた。南北2体の「天守の守り神」が約7カ月ぶりにそろった。つり上げから設置まで作業は約8時間かかり、観光客らが珍しそうに見守った。 昨年7月12日の落雷で、2体のうち天守北側のしゃちほこがほぼ全壊し、姫路城などの修理を手掛けた山本瓦工業(奈良県生駒市)が市の依頼で新調した。瓦製で高さ約1.3メートル、重…