日本相撲協会を退職する意向を示した貴乃花親方(46)=元横綱=の代理人の弁護士は27日、貴乃花親方の「引退届」を事実上の退職届として扱うよう要請する上申書と、貴乃花部屋の力士ら10人を千賀ノ浦部屋に転籍させる所属変更願を協会に提出した。協会は10月1日、臨時理事会を開き、貴乃花親方の退職と弟子の転…
横綱審議委を終え、記者会見する北村委員長(左)=東京都墨田区で2017年12月20日午前11時40分、小出洋平撮影 大相撲の元横綱・日馬富士による傷害事件への対応を協議するため、臨時開催された20日の日本相撲協会・横綱審議委員会(横審)=委員長・北村正任毎日新聞社名誉顧問。横審委員9人のほか、高野利雄危機管理委員長(元名古屋高検検事長)らが出席した会合は約1時間半に及んだ。委員会終了後、記者会見した北村委員長は、貴乃花親方(元横綱)の行動について異例の批判を繰り広げた。【岸本悠】 横審は本来現役の横綱に対してのみの諮問機関だ。しかし、北村委員長は「横審は、相撲協会と世の中を結ぶ一つの大事な中間」と説明した上で、被害者である貴ノ岩関への協会の聴取を長期間拒否してきた、師匠の貴乃花親方のこれまでの行動について異例の言及。「1人の親方であり、理事である責任を全く放棄している。これは普通の組織体の
横綱審議委を終え、記者会見する北村委員長=東京都墨田区で2017年12月20日午前11時36分、小出洋平撮影 元横綱・日馬富士「引退勧告に相当」 大相撲の元横綱・日馬富士(33)による傷害事件で、日本相撲協会の臨時の横綱審議委員会(横審、委員長=北村正任・毎日新聞社名誉顧問)が20日午前、東京・両国国技館で開かれた。会合後、記者会見した北村委員長は元日馬富士について「引退勧告に相当する事案と全会一致で判断した」と述べた。ただし、元日馬富士が既に引退しているため勧告は行わない。 事件が起きた酒席に同席した白鵬関(32)=宮城野部屋=と鶴竜関(32)=井筒部屋=については「厳重注意すべきだと協会に全会一致で進言した」ことを明らかにした。また権限外と断った上で、被害者の前頭・貴ノ岩関(27)の調査協力を拒んできた師匠の貴乃花親方(元横綱)に言及。「貴乃花親方の言動は非難に値する。これは横審全員の
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