とばく関与が発覚し記者会見する巨人の高木京介投手=読売新聞東京本社で2016年3月9日午後5時43分、宮間俊樹撮影 プロ野球の日本野球機構(NPB)の調査委員会(委員長・大鶴基成弁護士)は27日、野球賭博関与による1年間の失格処分を満了した高木京介・元巨人投手(27)について、球界復帰を正当とする報告書を熊崎勝彦コミッショナーに提出した。これを受け、熊崎コミッショナーは高木元投手から提出されていた復帰申請書などを受理。高木元投手の球界復帰が可能となった。 報告書では高木元投手は処分期間中、公営ギャンブルを含めた賭け事に一切手を出さず、真摯(しんし)に反省していたとした。熊崎コミッショナーは「精査した結果、復帰は正当であると判断した」と語った。