VR研修を再現する担当者。ゴーグルで見える画像は、モニターで他の参加者も同時に見られる=東京都千代田区で2018年6月19日、竹下理子撮影 東京海上日動火災保険は、取引企業に対し、バーチャルリアリティー(VR)技術を活用して物流倉庫の中などを疑似体験できる安全教育ツールの提供を7月から始める。臨場感ある映像で現場のリスクを知ることで、事故の未然防止に役立ててもらう。 東京海上日動は、契約先企業へのサービスの一環で安全教育を実施してきたが、これまではテキストや写真を使った座学が中心だった。同社によると、通信販売の増加や人手不足を背景に物流業界では…