【モスクワ大前仁】日本、ロシア両政府は7月31日、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)をモスクワで開いた。日本が配備を進める陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」について、ロシアが改めて懸念を表明したのに対し、日本は「防衛システムだ」と反論した。6月の米朝首脳会談を受け、北朝鮮の非核化実現に向け連携することで一致した。 日露2プラス2開催は2017年3月以来、1年4カ月ぶり。河野太郎外相、小野寺五典防衛相、ラブロフ露外相、ショイグ露国防相が出席した。2国間の外相と防衛相の会談もそれぞれ開いた。