【カイロ篠田航一】過激派組織「イスラム国」(IS)研究で知られるイラク政府顧問のヒシャム・ハシミ氏は1月、米NBCテレビに対し、今もISに忠誠を誓う者がイラクとシリアに約1万人いるとの見解を示した。両国は昨年12月までにISからの「解放」を宣言したが、IS残党によるとみられる散発的なテロは各地で続いている。 ハシミ氏は、両国で実際に戦闘に参加している人数は1000~1500人と推定。全盛期の約4万5000人からは大幅に減ったが、なお一定の勢力を維持していると分析した。
【カイロ篠田航一】過激派組織「イスラム国」(IS)研究で知られるイラク政府顧問のヒシャム・ハシミ氏は1月、米NBCテレビに対し、今もISに忠誠を誓う者がイラクとシリアに約1万人いるとの見解を示した。両国は昨年12月までにISからの「解放」を宣言したが、IS残党によるとみられる散発的なテロは各地で続いている。 ハシミ氏は、両国で実際に戦闘に参加している人数は1000~1500人と推定。全盛期の約4万5000人からは大幅に減ったが、なお一定の勢力を維持していると分析した。
ISに忠誠 メディア報道 【ニューヨーク國枝すみれ】ニューヨーク市マンハッタン地区のタイムズスクエア付近で11日朝に起きた爆弾テロで、CNNテレビなど米主要メディアは、体につけたパイプ爆弾を爆発させ自爆テロを図った男が、過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓い、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区攻撃を動機に挙げていると報じた。ニューヨーク市警によると、爆発で男を含む4人が負傷した。 同市警が拘束した男はバングラデシュ出身のアカエド・ウラー容疑者(27)。デブラシオ市長は記者会見で「テロリストが計画した攻撃だ」と明言。単独犯との見方を示した。
【カイロ篠田航一】シリアのアサド政権軍が過激派組織「イスラム国」(IS)からの奪還を9日に宣言した東部アブカマルで、ISが反撃を開始し、12日までに市街地の大部分を再び制圧した。在英の民間組織・シリア人権観測所が明らかにした。中東の衛星テレビ局アルジャジーラは「ISが再びアブカマルの60%を奪還した」と伝えており、依然として激しい攻防が続いている模様だ。 アブカマルはシリア国内に残るIS最後の拠点都市。IS戦闘員は撤退したと見せかけ、市街地に進軍してきた政権軍を待ち伏せ攻撃し、戦闘が再開しているという。
アフガニスタン人の若者。招集場所の施設周辺をうろつき、誰かを待っているようだった=イランの首都テヘラン近郊のベヘシュテ・ザフラで2017年7月27日 毎日新聞 首都テヘラン近郊での招集現場の撮影成功 イランが自国に居住するアフガニスタン難民を、シリア紛争の戦場に派兵するため、招集しているとみられる現場を毎日新聞が確認し撮影した。過去の派兵経験者の証言を基に、首都テヘラン近郊に集められている姿を2度取材した。欧米メディアなどが経験者の証言を報じたことはあるが、招集現場を撮影したのは極めて異例。複雑な中東情勢を背景に、イランは公式には戦闘行為に直接関与していないとの立場だが、実際にはシリアのアサド政権を支援し、過激派組織「イスラム国」(IS)と戦わせるため、組織的、継続的に派兵している現状が判明した。【テヘランで田中龍士】
【カイロ篠田航一】過激派組織「イスラム国」(IS)に加わっていたドイツ人の16歳の少女が、ISの最大拠点だったイラク北部モスルの戦闘地帯でイラク軍に拘束されていたことが分かった。独誌シュピーゲル(電子版)などが伝えた。イラク軍が今月上旬にモスルを制圧した際、民家の地下トンネルに隠れていた少女を発見。少女はイラク治安当局の調べに「IS参加を後悔している。家に帰りたい」などと供述しており、イラクやドイツの当局は今後、ISに参加した経緯などを調べる方針。 同誌などによると、少女はドイツ東部ドレスデン近郊のプルスニッツ出身。もともとキリスト教徒だが、昨年春ごろからイスラム教に傾倒し、同6月にラマダン(イスラム暦の断食月)が始まった際には自身も断食を実行。母親には「ダイエットをしている」と話していたという。学校の成績もよく、物静かな生徒だったが、やがてフェイスブックを通じて過激派と接触し始めた。昨年
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