【パリ賀有勇、カイロ篠田航一】17日午後5時(日本時間18日午前0時)ごろ、スペイン北東部バルセロナの中心部、ランブラス通りで歩道に車が突っ込み、地元政府によると、少なくとも13人が死亡、100人が重軽傷を負った。捜査当局はテロと断定し捜査を開始。容疑者2人を逮捕したが、実際に車を運転していた者は逃走中とみられる。過激派組織「イスラム国」(IS)の影響下にあるニュースサイト「アーマク通信」は17日、「攻撃はIS戦士が実行した」との犯行声明を出した。 スペインのラホイ首相は18日、国民向けテレビ演説で「イスラム過激派による攻撃だ」と明らかにした。