2016年に国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在した宇宙飛行士の大西卓哉さん(42)が8日、米ワシントンで開かれた有人火星飛行をテーマにした国際会議で講演し「ISSは地球が近く、恐怖は感じなかった。だが遠い月や火星ではそうはいかないかもしれない」と話した。 会議は米航空宇宙局(NASA)幹部など、各国の官民の宇宙開発… この記事は有料記事です。 残り245文字(全文407文字)
ソユーズ宇宙船から地上に降ろされ、メディカルチェックを受ける大西卓哉宇宙飛行士=2016年10月30日午後1時20分ごろ、NASAテレビから 【ジェスカズガン(カザフスタン)阿部周一】日本人11人目の宇宙飛行士として国際宇宙ステーション(ISS)に4カ月間滞在した大西卓哉さん(40)が30日、米露の飛行士2人と共に帰還。午前9時58分(日本時間午後0時58分)、ロシアのソユーズ宇宙船「MS-01」から分離された帰還カプセルがカザフスタン中央部の草原に無事着陸した。宇宙での任務を全うし、カプセルから笑顔で姿を見せた後、「充実した時間を過ごすことができた。応援ありがとう」としっかりした口調で語った。 無重力の宇宙から戻った大西さんは「空気がおいしい。(持っている)小さなタイマーさえ重い」と地上の感想を語った。着陸直後に家族に電話したものの、「やはり早く会いたい」と話した。
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