3月5日、パキスタンと中国国境にあるカラコロム山系の山で、エベレストに次ぐ世界2番目の高峰であるK2に、史上初となる冬季登頂を試みていたポーランドの登山チームが、雪と悪天候を理由に計画を断念した。写真は昨年12月撮影(2018年 ロイター/Kacper Pempel) [ワルシャワ 5日 ロイター] - パキスタンと中国国境にあるカラコロム山系の山で、エベレストに次ぐ世界2番目の高峰であるK2に、史上初となる冬季登頂を試みていたポーランドの登山チームが、雪と悪天候を理由に計画を断念した。 チームは、登頂に向け2カ月間ベースキャンプに滞在して準備を進めていた。しかし、チームリーダーのKrzysztof Wielicki氏は、状況を検討し、チーム内で協議した結果、登頂断念を決定したと説明。「優先順位は隊員の安全だ」と述べた。 標高8611メートルのK2は、強風、険しく凍結した勾配と、登山者死亡