強い冬型の気圧配置が続いた26日、北海道は各地で荒天となり、建物の損傷や転倒などによるけが人が相次いだほか、交通機関にも大きな影響が出た。 道危機対策課の26日午後5時時点の集計では、強風にあおられて転倒した苫小牧市の男性2人が骨折して重傷を負うなど25日からの2日間で14人がけがをした。 屋根や壁がはがれるなど家屋の一部損壊は60件を超えた。江別市青年センターでは25日午後2時25分ごろ、強…
強い冬型の気圧配置が続いた26日、北海道は各地で荒天となり、建物の損傷や転倒などによるけが人が相次いだほか、交通機関にも大きな影響が出た。 道危機対策課の26日午後5時時点の集計では、強風にあおられて転倒した苫小牧市の男性2人が骨折して重傷を負うなど25日からの2日間で14人がけがをした。 屋根や壁がはがれるなど家屋の一部損壊は60件を超えた。江別市青年センターでは25日午後2時25分ごろ、強…
登山道修正のイメージ図。登山者が歩いた軌跡は緑色の点のように表示され、そのデータに基づいて正確な位置に道を記載する=国土地理院提供 国土地理院(茨城県つくば市)は、登山者がスマートフォンや携帯型GPS(全地球測位システム)受信機で取得した移動経路の記録を活用し、古くなった「2万5000分の1地形図」など地形図の登山道の修正作業を始めた。地形図の修正に「ビッグデータ」を使うのは初めてで、大幅な省力化と、正確な作製が期待できる。 地理院によると、地形図は空中写真や現地調査に基づいて作り、現在発行している全国各地の地形図は、昭和40年代までに作ったものが基礎になっている。その後、高速道の開通など変化に合わせて修正を重ねている。 登山道については、新たにできたり、土砂災害で廃道になったりするほか、記載されている位置がそもそも間違っているケースもある。登山者が道に迷って遭難することが懸念されるが、山
庭石などに使われる「蛇紋(じゃもん)岩」に含まれるアスベスト(石綿)を吸入して肺がんになったとして、埼玉県の造園業の男性(71)が熊谷労働基準監督署に労災認定された。蛇紋岩による石綿健康被害の労災認定は極めて珍しい。蛇紋岩に石綿が含まれていることはほとんど知られておらず、他にも多くの被害者がいる可能性がある。 蛇紋岩は北海道から九州まで広く分布し、石綿を含むことが多い。資源エネルギー庁によると、近年は採掘量が減っているものの、10年前の2007年には国内で年156万トンが採掘され、セメントの材料や石材として流通している。石綿そのものの使用は労働安全衛生法で禁止されているが、蛇紋岩の使用は認められている。
妊婦が感染すると障害がある赤ちゃんが生まれる可能性がある風疹予防のため、プラント大手の日揮(本社・横浜市)は、抗体保有率が低いと言われる27歳以上の男性社員を対象に勤務時間内に抗体検査を実施し、抗体が不十分な社員が同社近隣の医療機関で無料で予防接種を受けられるようにした。2020年の東京五輪を見据え「風疹撲滅」を掲げる神奈川県は「職場での風疹予防として先進的な取り組み」として他企業への広がりを期待する。 風疹は、抗体がない女性が妊娠初期に感染すると、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障などの障害(先天性風疹症候群)を引き起こす可能性がある。近年では13年に全国的に流行し、先天性風疹症候群の赤ちゃんが急増。感染力は季節性インフルエンザの2~4倍とも言われ、妊婦だけでなく、周囲が流行させないようにすることが大切だ。
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