政府は12日、2017年度の科学技術白書を閣議決定した。人材力、知の基盤、研究資金といった科学技術・イノベーションの「基盤力」に多くの課題を挙げ「わが国の国際的な地位のすう勢は低下していると言わざるを得ない」と指摘。近年の日本の研究力の低迷ぶりを如実に表す内容になった。 各国の政府の科学技術関係予算の伸び具合を00年と比べると、中国が13.48倍(16年)、韓国が5.1倍(同)、米国が1…
久留米大(福岡県久留米市)は12日、医学部歯科口腔(こうくう)医療センターの教員2人が、業者への「預け金」としたり、他の研究者の名前を使って応募するなどしたりして、文部科学省の科学研究費計710万円を不正に使用・受給したと発表した。私的流用は確認されておらず、不正があった710万円は国庫に返納した。 久留米大は▽不正使用した男性准教授を停職30日▽不正受給した女性講師を停職90日▽管理責任者のセンター長(教授)を出勤停止20日--の懲戒処分とした。
保護された犬や猫の譲渡センターが熊本県内で初めて開設される。関東の動物愛護関係者らが支援し、熊本の動物愛護団体が共同運営。どこにでも運べて冷暖房も完備しているトレーラーハウスを使って各地で譲渡会を開くほか、譲渡した犬のしつけ教室や譲渡希望者との面談、保護猫の猫カフェなど幅広い活用を検討している。 2016年の熊本地震後、首都圏の動物愛護関係者らが熊本を訪ねたのが開設のきっかけだった。保護された犬猫であふれた官民の収容施設を目の当たりにし、奮闘する熊本の動物愛護関係者を支援するプロジェクト「ジョートフル熊本」をスタートさせた。 昨年4月から県内で月1度の譲渡会を始め、11月の譲渡会では長さ8メートルのトレーラーハウスを借りた。移動可能で雨を気にすることもなく、暑さ寒さに弱い猫にも優しいトレーラーハウスでの譲渡会はスタッフにも来場者にも大好評だった。
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