安価で丈夫なプラスチックは多くの製品に用いられ、20世紀半ば以降の暮らしを大きく変えた。一方で、2050年までに海に流入するプラスチックごみの総重量が、世界の海に生息する魚の総重量を超えるとの予測もあり、分解されずたまり続ける大量の廃プラスチックの問題が世界で懸念されている。「便利さ」追求の陰で広がる「危機」を現場から考える。
多くの人が集まる建物内を罰則付きで禁煙とすることを柱とした、受動喫煙対策強化のための健康増進法改正案は19日、衆院本会議で賛成多数で可決され、衆院を通過した。 政府、与党は20日までの会期を延長する方針を固めており、参院審議を経て今国会で成立する見込み。東京五輪・パラリンピックが開催される2020年の4月に全面施行を目指す。 働き方改革関連法案の審議がもつれた影響で、受動喫煙対策の議論は8日から衆院厚生労働委員会で始まった… この記事は有料記事です。 残り230文字(全文444文字)
専門家指摘 「M6.1で震度5以上の揺れ」広範囲観測に 大阪府北部を中心に震度6弱を観測した18日の地震では、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.1と比較的小さかったにもかかわらず、震度5以上の揺れが大阪平野の広範囲で観測された。専門家は「大阪平野の軟弱地盤が揺れを増幅させた」と指摘する。大阪や東京、名古屋など日本の主要都市は平野部にある。平野での広域防災が今後の課題となりそうだ。 震源は大阪平野北部を東西に延びる活断層「有馬-高槻断層帯」の南で、深さは13キロと浅かった。M6.1は阪神大震災のM7.3に比べエネルギーの大きさは30分の1を大きく下回る。それでも震源近くを中心に最大震度6弱を観測し、震度5クラスの揺れが京都府南部や兵庫県南東部などにまで広がった。
水道管が破裂し、水があふれた現場=大阪府高槻市で2018年6月18日午前9時25分、本社ヘリから中村良弘撮影 「この付近は、地下にひずみがたまりやすい『ひずみ集中帯』だ」 西村卓也・京都大准教授(測地学)はこう指摘する。マグニチュード(M)6.1を記録した今回の地震は、東西方向から押す力がかかり断層が水平方向にずれる「横ずれ断層型」と、垂直方向にずれる「逆断層型」が同時に起きたとみられる。震源は大阪府北部を東西に延びる活断層「有馬-高槻断層帯」(約55キロ)の南だった。 有馬-高槻断層帯の東部は過去3000年間で3回活動したとされる。1596年には推定M7.5の慶長伏見地震が起きた。政府の地震調査研究推進本部は、この断層帯で今後30年以内にM7.5程度の地震が起きる確率を「ほぼ0~0.03%」と計算していた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く