北海道網走市の能取(のとろ)湖が1日に漁業法上の「海」となり、最初の日曜日となった2日は解禁されたサケ釣りの人たちが岸壁にずらりと並んだ。道内での見直しは1952年の温根沼(根室市)以来66年ぶりで、同様のケースはほかにサロマ湖、風蓮湖、厚岸湖がある。 市などによると、能取湖は全国で13番目の広さで、最も深いところで水深23.1メートル。かつては冬にしけると海につながる湖口が土砂で…
北海道網走市の能取(のとろ)湖が1日に漁業法上の「海」となり、最初の日曜日となった2日は解禁されたサケ釣りの人たちが岸壁にずらりと並んだ。道内での見直しは1952年の温根沼(根室市)以来66年ぶりで、同様のケースはほかにサロマ湖、風蓮湖、厚岸湖がある。 市などによると、能取湖は全国で13番目の広さで、最も深いところで水深23.1メートル。かつては冬にしけると海につながる湖口が土砂で…
映画祭のためロサンゼルスを訪れ、捕鯨問題について語った八木景子監督=米ロサンゼルスで2018年8月18日、長野宏美撮影 【ロサンゼルス長野宏美】10日に開会する国際捕鯨委員会(IWC)総会を前に、日本の捕鯨を巡る論争を追い、反捕鯨派に対して反論する視点も紹介するドキュメンタリー映画「ビハインド・ザ・コーヴ」の八木景子監督(51)に映画製作のいきさつや総会への期待などを聞いた。 製作のきっかけは2014年の国際司法裁判所(ICJ)の判決だった。日本が南極海での調査捕鯨の中止を命じられ、「鯨肉が食べられなくなるのでは」と思い、関係者に話を聞き始めた。 10年にアカデミー賞を受賞した米映画「ザ・コーヴ」は和歌山県太地町のイルカ漁を反捕鯨派の視点から批判的に描き、注目された。八木さんは同町に長期滞在し「コーヴ」で伝えられなかった日本側の意見も紹介した。
スクリーンの光の刺激が強くなり過ぎないよう、上映中も照明をつけたままだった試写会場=東京都千代田区で2018年9月2日、五味香織撮影 発達障害などで感覚が敏感な人も鑑賞しやすいよう、明るさや音量に配慮した映画の試写会が2日、東京都内であった。欧米などで広がる「センサリーフレンドリー」と呼ばれるこうした取り組みが国内で導入されるのは珍しく、参加した当事者や家族ら40人から「安心して楽しめた」という声が上がった。 発達障害がある人は感覚過敏によって光や音、臭いといった強い刺激でパニックになりやすい。試写会では、音量を通常より10デシベルほど下げ、叫び声やオートバイのエンジンなどの大きな音はさらに抑えた。また、スクリーンがまぶしく感じられないように場内で明るさを変え、座る場所を選べるようにし…
病院では感染を防ぐために、擦り込み式のアルコールベースのジェルや液体消毒剤が広く使用されている。しかし、こうしたアルコール消毒剤が効きにくい危険な細菌が増えていることを示唆する研究結果を、メルボルン大学(オーストラリア)の分子微生物学者であるTimothy Stinear氏らが「Science Translational Medicine」8月1日号に発表した。 この細菌はエンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)と呼ばれる腸内細菌の一種で、さまざまな抗菌薬への耐性を獲得し、医療関連感染の主な原因となっている。 この記事は有料記事です。 残り1223文字(全文1497文字)
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