1週間ぶりに営業を再開した新千歳空港ターミナルビルの土産物店=北海道千歳市で2018年9月13日午前10時51分、阿部義正撮影 北海道の空の玄関口で、胆振(いぶり)地方を震源とする地震により震度6弱の揺れに見舞われた新千歳空港ターミナルビル(千歳市)で13日、土産物などを扱う店舗の一部が営業を再開した。 ターミナルビル運営会社によると、この日店を開けたのは出発ロビーがある国内線2階の78店のうち約60店。ただ、ある菓子店は「まだ電力が安定していない」としてソフトクリームなどの販売を見送った。 国内線3階に並ぶ飲食店などその他のフロアの店舗は休業したまま。空港内にあるホテルは内装や備品などに大きな被害が出て、再開には4カ月程度かかる見通しだという。 同空港は6日の地震で天井の一部が落下したほか、スプリンクラーの配管が破損してあちこちで水漏れが起きた。同日は全便が欠航し、ターミナルビルも閉鎖。