探査機「はやぶさ2」のチームは25日、米南部テネシー州ノックスビルで記者会見し、小惑星リュウグウの表面は岩だらけで細かな砂地がなく、「新たな謎が加わった」と述べた。観測成果は開催中の学会で発表する。 会見した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の藤本正樹教授は、はやぶさ2は来年1月の着陸を目指していると説明。岩石を採れれば、リュウグウの全体像の理解に役立つとしている。 チームによると、小惑星には通常、ごく小さな天体が衝突して細かな粒が生まれ、表面に砂地ができることが多い。初代「はやぶさ」は調査した小惑星イトカワの砂を地球に持ち帰った。 この記事は有料記事です。 残り206文字(全文475文字)
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