「新自転車ワイドプラン」などau損保の自転車保険はスマートフォンやパソコンなどから簡単に加入できる =東京都渋谷区の同社(竹岡伸晃)(写真:産経新聞) 通勤・通学や買い物など生活のさまざまな場面で利用されている自転車。免許が必要なく誰でも乗れるが、交通事故の加害者になるリスクもある。安全運転を心掛けるとともに、歩行者にけがをさせた場合などの賠償金支払いには保険などで備えておきたい。(竹岡伸晃) ◆数千万円規模も 神奈川県内に住む会社員の男性(41)は昨年、長女(7)に自転車を買い与えた。これまでは自宅周辺で乗っていただけだが、友達と遠出する機会も増えている。「自動車に気をつけるよう言い聞かせているが、行動範囲が広がったので子供が加害者になることも心配しないといけない」。このため、「自転車保険」の加入も検討しているという。 年齢を問わず誰でも乗れる自転車だが、道路交通法上は軽車両という