サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会日本代表でJ1川崎フロンターレのMF中村憲剛(40)が1日、今季限りで現役を引退すると発表した。中村はこの日、すっきりした表情で決断の理由を語った。 ―35歳の時に40歳での引退を決めたというが、気持ちは揺れなかったのか。 「1ミリたりともなかった。正直、35歳の時は40歳までできると思っていなかった。今でこそこうやって話ができるが、当時はタイトルも取っていなかったし。40歳まで毎年契約をし続けてくれたクラブには感謝しかない。クラブが契約してくれたからこそ、こうやってやりきれた。40歳までプレーできると決まった時は、ここがラストだと思ってずっと走ってました。1回、前十字やっているので、ずっとは走れませんでしたが」 ―昨日のゴールの翌日で、驚きしかない。 「これやばいなと。みんなびっくりしちゃうなと。引退ってただでさえびっくりする話なのに。でも逆