“マンガ原作者の仕事”にスポットを当て、なぜマンガ原作者という仕事を選んだのか、どんな理由でマンガの原作を手がけることになったのか、実際どのようにマンガ制作に関わっているのかといった疑問に、現在活躍中のマンガ原作者に答えてもらう当コラム。原作者として彼らが手がけたプロット・ネームと完成原稿を比較し、“マンガ原作者の仕事”の奥深さに迫る。 第13回には少年ジャンプ+連載中で、2024年1月からTVアニメの放送も始まる「姫様“拷問”の時間です」の原作者・春原ロビンソンが登場。自分の画力では描きたいマンガが描けない、そう考えたのがマンガ原作をするきっかけだったと語る春原が、原作担当の魅力やシナリオ・ネーム作業へのこだわりなどを明かしてくれた。 構成 / 増田桃子 「姫様“拷問”の時間です」のシナリオ・ネームについてシナリオ→ミニネーム→ネームという順番で作業をしています。 シナリオはまず勢いに任