この曲は2008年に放送された「GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-」というアニメ(「GUNSLINGER GIRL」の二期)の地上波最終話のEDで流れた曲である。 なのであまり知名度はないんだけど、最終話の温かくもビターな展開も相俟って、最後にこの曲が流れてきた時の切なさは印象的だった。 まずトリエラとピノッキオを描いたCDジャケットがいいよね。作者からは不評だった一期はオムニバス形式で淡々と進んでいたが、二期はトリエラとピノッキオが中心的に描かれていた。義体の中ではしっかり者のお姉さんキャラだが、「条件付け」が弱くヒルシャーへの好意を素直に表せられず葛藤するトリエラ。一方のピノッキオは五共和国派のクリスティアーノに育てられた、感情の起伏に乏しい殺し屋の少年。どちらも主のために粛々と敵を討つのだが、物語を通して自分の感情が芽生えていき、心が成長していく。そんなヒュー