神話じゃない、神話じゃない、ほんとのこーとさー。 スピルバーグ最新作『リンカーン』のストーリーはどうしてシンプルなのか? | プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト ということで冷泉先生の映画『リンカーン』評。概ね僕も似たようなこと――「奴隷解放という建前の裏にあったドキワク政治取引劇」を期待していたもののあっさりした内容らしいと聞いて肩透かしであります。それでも某プライベートライアンばりの戦争シーンには期待してます。ゲティスバーグとかすごい見たい。 そうなのです。スピルバーグは、南北戦争直前の政局も、奴隷制に固執した南部の姿も描かなかったのです。プロデューサーや脚本家とも協議した上で、わざと描かなかったのです。どうしてなのでしょう? 恐らくは、原作本のクライマックスである「南北分裂直前の政局と奴隷制の是非」という大問題を映画の主