中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 昨日は、臨床心理士の先生との対話を通して、僕が印象的だったことをお話ししました。 1)「なぜ〜しなかったんだ」という言葉は「理由」を聴いているわけではないこと。2)さらには「なぜ〜しなかったんだ」は二重拘束を内包すること、について、ゆるゆると書きました。 ▼ 実は、臨床心理の先生とお話していて、もうひとつ興味深いことがあったので、今日は、その話です。それは、 「何が、わからないか、いってごらん。なぜ、わからないんだ!」 という言葉です。 この言葉も、おそらく、上司 - 部下の関係の中で、あるいは教員 - 子ども、親 - 子どもという非対称な関係の中で、用いられる可能性が高い言葉のように思います。そして、これは相手を
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