http://www.s.biol.tsukuba.ac.jp/GnuPlot/fitting.html殆んどの科学技術論文では実験結果に基づいて理論の検証が行われます。実験は無料ではないので有限回しかできず、また個々の実験は誤差を含むので、貴重な実験データから最大の情報を得るために理論曲線のあてはめがしばしば行なわれます。理論曲線のあてはめにはデータを「よりよく見せる」効果もありますが、重要なのは理論に含まれるパラメータの推定が行なえるということです。ここでは gnuplot を使って、最も広く使われる最小二乗法によるパラメータの推定を行なうとともに、データを「よりよく見せる」もう一つの工夫として誤差の表示を扱います。 ここで使う gnuplot のコマンドは以下の通り。 plot ... using ... with ... fit ... set logscale この他、データ処理に awk を利用します。 データファイルを用意する まず必要なのは実験データです。本当は自分で取得した
