R-D1の最大の特徴は何と言ってもライカMマウントを採用していることだ。若干の制約はあるものの、ライカ用として製造されたレンズならほとんどの製品が装着できる。そこで私の所有するレンズを総動員し、どんなふうに写るのか確かめてみた。恐らくこんなにたくさんのレンズをR-D1に付けて撮影したカメラマンは、私が始めてではないだろうか。 まず撮影条件について説明しよう。撮影場所はインプレス社内のスタジオ。ここは、もともとテレビ撮影用なので天井にビデオ用の蛍光灯が備え付けられている。色温度は約3,000~3,500K。カメラのホワイトバランスはオート、撮影モードは絞り優先AE、ピンホールレンズを除きISOは200で撮影した。 記録方式はRAWで、添付される現像ソフト「Photolier」でJPEGに現像した画像をそのまま掲載している。現像時に色温度を3,300Kにセットした以外は、パラメータは変更してい