イヤホンを使うときは、カスタム(イヤモニ)を使用することが多いのだけど、一方で最近は開放型のインナーイヤーイヤホンがツボだったりもする。いわゆるiPod付属の白いイヤホンと同じような構造なので、遮音性はゼロ、音漏れもするという昨今のトレンドとは真逆のレガシーな設計なのだけど、何より閉塞感のないサウンドが理屈抜きに心地よい。 ◆音茶楽Flat4シリーズ画像 耳穴へちょこんと掛けているだけなので使用上の圧迫感もないし、耳にしているのも忘れるくらいの自然さで開放感あふれる音を聞かせてくれる。ここ最近のヘビロテはもっぱらゼンハイザーのMX 985だ。物足りない帯域もなくイケイケで元気な音を叩き出す貴重なインナーイヤー型ということで、これからの季節、暑い夏の室内使用にもうってつけなのだ。 いきなり的外れな話をしてしまったけれど、カナル型の長所を徹底追及したカスタムと、開放感が最大の魅力となるインナー