『けいおん!!』7話「お茶会!」は今までと若干毛色が違うという印象を残しながらも、視聴者に今後に対する予防接種を受けさせるという点において、後々のストーリー全体への意味を孕んだ重要な回だったと言えるのではないでしょうか。 5話までを振り返った以前の投稿で、『けいおん!!』では「キャラクター性の放棄」によって自身の内部に抱える問題を強みにまで昇華したみたいな事を書きましたが、これは6話での律のボタン付けや、さわ子の教師らしい振る舞いなんかでも感じられることでした。 さわ子の教師らしい振る舞いに関しては、ボーナスの査定でも近いんじゃないか程度に思ってたのですが、6・7・8話の流れを考えると、なるほど意味のある行動だったんだということが分かってきます。さらに、梓が会ったことのない曽我部先輩の為に写メを撮るという行為も、今後の展開において実に意味のある行動として機能している、みたいな私見を以下に書