『涼宮ハルヒの憂鬱』のアニメを見て思ったのは、「久我は部活が好き」だなぁということです。別に部活に限らず、「ライトスタッフ」というのでしょうか? はまったマンガである『パトレイバー』も『帯ギュ』も日常生活を大切にしつつ、適切なメンバーがそれぞれに個性を発揮し、魅力的な世界を描いています。 そこには、「永遠に続くかもしれない日常」があって、そこで過ごしたいなぁと思える作品なのです。『げんしけん』もそういう雰囲気、なんでしょうかね? 部活とかサークルとかの作品は、そういう温度が好きですし、そうでない題材でもやはり「この不可欠なメンバー」というものには憧れます。 使用人の話を描いていて、作りたかった世界はまさしくその「ライトスタッフ」ですし、会社で働いていて「どれだけいいメンバーに出会えるかな?」なんて思うこともありますし、「生きることは、誰かにとって不可欠なメンバーであること」とも感じます。