アンテナの散乱断面積に関する問題です。 問題文には半波長ダイポールとありますが、内容的は半波長ダイポールに限った話ではありません。 ア 起電力、放射抵抗、電流が与えられていて、選択肢にも電力の次元を持つ選択肢が3つあるので迷うかもしれません。 起電力からはアンテナの放射抵抗と受信機のインピーダンスが見えるので、この時点での条件では起電力から散乱電力を求めることはできません。 そのため、アには1.$|I|^2R_r$が入ります。 イ 電力束密度は$p=EH=\sqrt{\frac{\epsilon_0}{\mu_0}}E^2=\frac{E}{Z_0}$なので、イには2.$\frac{E}{Z_0}$が入ります。 ウ アンテナに誘導された起電力から見ると放射抵抗と受信機が直列に接続されています。 入力インピーダンスが整合しているので、散乱電力は受信電力$P_r=\frac{V^2}{4R_r
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