パナソニックは6月10日、H.264/MPEG-4 AVCの後続フォーマット「H.265(ISO/IEC 23008-2 HEVC:High Efficiency Video Coding)」のMain10 Profileに準拠し、著作権保護規格HDCP2.2に対応した映像再生を1チップで実現するシステムLSIを開発したと発表した。 同製品は、1チップでHEVC規格により圧縮された4K60p、10ビットカラー映像をリアルタイムデコードできるほか、規格の最大ビットレート160Mbpsの入力に対応し、圧縮率を下げて画質を優先した映像ソースも再生することが可能。また、フルHDサイズで圧縮された映像の場合、最大8チャネルまで同時にデコードし再生することができるほか、従来のMPEG-2やH.264などの圧縮方式にも対応している。 さらに、4K60p、10ビットカラーの映像を1ケーブルで出力する新規格
HDMIフォーラムは、HDMI規格バージョン2.0の公開開始を発表した。従来のHDMI規格(バージョン1.4)に比べ、大幅に帯域を拡張し最大18Gビット/秒の転送速度を実現した。旧バージョンとの上位互換性も備える。 HDMIフォーラムは2013年9月4日、HDMI規格バージョン2.0の公開開始を発表した。従来のHDMI規格(バージョン1.4)に比べ、大幅に帯域を拡張し最大18Gビット/秒の転送速度を実現した。旧バージョンとの上位互換性も備える。 HDMI規格バージョン2.0は、最大転送速度が18Gビット/秒になり、60フレーム/秒の1080pよりも4倍高精細な50フレーム/秒、60フレーム/秒の4K(2160p)の伝送が可能になった。ダイナミック自動リップシンク機能や、32チャンネルオーディオ信号伝送、アスペクト比21:9のビデオ伝送などにも対応した。 HDMI規格バージョン2.0では、新
HDMI Forumは9月4日、ドイツ・ベルリンで開催される「IFA 2013」に先駆けて、従来のHDMI規格の上位にあたる「バージョン2.0」の規格を発表しました。データ転送の帯域幅が従来の10.2Gbpsから18Gbpsに拡張され、いわゆる「4K画質」で50/60フレーム/秒の映像や、最大で32チャンネルまでのオーディオ転送などに対応しています。なお、端子形状とケーブル仕様に変更はなく、従来のHDMI規格との後方互換性も保たれています。 HDMI 2.0 http://www.hdmi.org/ 今回発表された主な特徴をまとめると、下記の通りになります。 ◆映像 ・4K@50/60(2160p)に対応 (「フルスペックハイビジョン」画質である1080p/60の4倍の解像度) ・「シネスコ(シネマスコープ)」と呼ばれるアスペクト比21:9の映像をサポートし、映画館と同じスクリーン比での再
独ベルリンで2013年9月6日(現地時間)、世界最大級の家電製品関連イベント「IFA 2013」が開幕した。 開幕に先駆けてプレス向けの発表会と一部ブースの先行公開が行われている。とりわけオーディオ・ビジュアル関連の目玉となっているのが「4K」(海外ではUltraHDを意味する「UHD」と表記される)テレビの展示だ。 フルHDの4倍の解像度にあたる3840×2160ドットのパネルを採用した4Kテレビは2011年から販売されているが、HDMIケーブル1本で60p(秒間60フレームのプログレッシブ記録)の4K映像を伝送することができなかった。しかしIFA開催に先駆けて「HDMI 2.0」の規格が策定され、ようやく4K映像の60p伝送が可能になった。 2013年春からソニー、東芝、シャープが相次いで55V型以上の大型モデルで4Kテレビを発売しており、セールス面でも好調に推移している。これらを受け
HDMIフォーラムは、HDMI規格の最新版としてバージョン2.0を発表した。準拠試験仕様(CTS)は2013年末までに発表される予定だ。最大18Gbps、4K/60p、32オーディオチャンネル、ダイナミック自動リップシンク、CECへの拡張などの新機能をサポートする。 HDMI 2.0では、新型のケーブルやコネクタは定義されていない。現行のハイスピードケーブル(カテゴリ2)が利用可能だ。HDMI 2.0の新機能に関して、ドイツ・ベルリンで開催されるIFA2013にて、9月6日正午(現地時間)より記者会見を予定している。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く