Microsoft Macro Assembler(マイクロソフト・マクロ・アセンブラ、MASMと略す)はx86系マイクロプロセッサ用のアセンブラである。マイクロソフトがMS-DOS上の開発のために製造し、DOS上では最も普及したアセンブラであった。豊富なマクロと高水準な繰返し(loop)構造、手続き(procedure)呼び出しなどの構造化プログラミングに対応している。高級アセンブラに分類できる。 5.1版と6版でOS/2アプリケーションとなり、さらに6.1版からは32ビットWindowsのコンソールアプリケーションになった。当初、6.1版と6.11版ではMS-DOS上で動作させるためPhar Lap TNT DOSエクステンダを同梱していた。6.1版は最終版のWindows NTでは動作しない。 1990年代はじめには、SLRのOPTASM、ボーランドのTurbo Assembler、