60~200Wワイヤレス給電の実現へ、新WGが発足:ボッシュ中心にキヤノン、デル、ダイソンが初参加(1/2 ページ) 「Wireless Power Consortium(WPC)」会長のMenno Treffers氏は2016年4月、東京都内でワイヤレス給電規格「Qi」のロードマップを説明した。最大受電電力15Wの急速充電が可能になる仕様に加えて、60~200Wの実現に向けた新しいワーキンググループが発足されたと発表した。 ワイヤレス給電規格「Qi(チー)」の普及を推進する業界団体「Wireless Power Consortium(WPC)」は2016年4月、東京都内で展示会とセミナーを開催し、WPC会長のMenno Treffers氏がQiの普及状況やロードマップなどについて説明を行った。 2014年までに20億個 Qiとは、市場で最も普及する電磁誘導方式のワイヤレス給電規格である。