Wind Riverは2月26日(独時間)、IoT(Internet of Things)が創出するであろう新たな市場機会に対応するために、自社のリアルタイムOS(RTOS)「VxWorks」を刷新し、次世代バージョン「VxWorks 7」を発表した。 同バージョンでは、従来の航空宇宙、防衛、メディカル、インダストリアルといった市場におけるユーザーの主導権強化が図られたほか、IoTが実現するであろう新たな応用分野への参入の支援も行われているという。 具体的には、新たにモジュール性の高いアーキテクチャで再構築しなおし、VxWorksコアOSとファイルシステムやネットワークスタックなどのパッケージに分離された。これにより、システム全体の手直しや再テストの必要なしに、個々のアプリケーションをいつでも更新することが可能になり、市場の変化に迅速に対応できるようになったとする。 VxWorks 7で搭