RTSPやH.323の通信プロトコルのデータ部分に使用される。 ほぼ全てのVoIP関連製品は、RTPを利用して、音声情報をIPネットワーク上へ送出している。 これは、リアルタイムストリームを運ぶためのプロトコルとしてIETFおよびITUによって標準化されている。 RTPは典型的にはUDP上で利用される[2]。TCPと違ってUDPのヘッダーには「シーケンス(順序)番号」の項目が存在しないため順序の組み立てができない。しかし、RTPパケットを受信したホストは、RTPパケット内のヘッダーにある情報のうち、時刻情報(タイムスタンプ)から各パケットの時間的な順序関係を把握し、データを再生することができる。(詳細は #順序制御)。 RTPパケットも他のパケットと同様に、ネットワークを経由して転送されていく中で、喪失や、配送の遅れが起こる。しかし、映像や音声のデータ(ストリーミングメディアデータ)は、デ