次世代のWebアプリケーションの中核を担う技術として「HTML5」に注目が集まっているが、それと並んで期待されている技術に「WebSocket」がある。 IETFとW3Cによって仕様の策定が進められており、最初の提案以来幾度もの改訂を経て、2011年12月11日にそのプロトコル仕様がRFCのProposed Standard(RFC 6455)となった。 AjaxからComet、そしてWebSocketへ WebSocketはウェブサーバとブラウザが直接コネクションを張って双方向通信するための技術規格である。HTTPとは異なる独自の軽量プロトコルによって通信を行うため、オーバーヘッドが小さく、長時間に渡って通信する場合でもHTTPコネクションを占有する必要がないというメリットがある。 WebSocketが生まれた背景には、サーバとブラウザがもっとリアルタイムに通信して情報の配信や更新を行え
To enable Web applications to maintain bidirectional communications with server-side processes, this specification introduces the WebSocket interface. WebSocketが「RFC 6455 - The WebSocket Protocol」として公開された。Proposed Standardの段階にあり、以降ドラフトを経て標準として確定されることになる。実験的な取り組みが続いていたWebSocketだが、これでかなり実現が確実な技術として後ろ盾を得ることになる。 WebSocketはWebサーバとブラウザが双方向通信を実現するための規約。従来の方法は双方向通信を想定しておらず、双方向通信を実施するために複数のHTTPリクエストを送信する必要
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