自転車による重大な事故が相次ぐなか、東京の20代の会社員が自転車で人身事故などを起こして2回検挙され、都内で初めて改正道路交通法に基づいて安全講習の受講が命じられる見通しとなりました。 自転車の交通事故は去年、全国で10万件余りに上り、重大な死亡事故も相次いでいます。今回の命令の根拠となる改正道路交通法は、こうした状況を踏まえてことし6月に施行されたもので、信号無視など自転車の悪質な違反に当たる14の行為を危険行為と定め、3年以内に2回以上検挙された場合、有料の安全講習を受けることを義務づけています。この会社員は1か月足らずの間に2回検挙されていて、警視庁によりますと、安全講習の受講が命じられれば、都内で初めてとなります。
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