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ブックマーク / kangaeruhito.jp (1)

  • 『中動態の世界 ――意志と責任の考古学』國分功一郎 | 小林秀雄賞 | | 連載 | 考える人 | 新潮社

    受賞者の國分功一郎氏 受賞インタビュー 中動態との出会い ――「中動態」という言葉は、あまりなじみのない言葉です。國分さんご自身は大学生のときに初めて「中動態」という言葉に触れて、そのときに考えていたことと、どこか深いところでつながっていくような気持ちがしたそうですね。 僕の専門は今は哲学ですが、大学生のときは政治学科の学生でした。 僕が大学生だった90年代中頃は、「日にはどうして近代的な主体や責任主体といったものがはっきりと存在していないのか」という問題がまだ盛んに論じられていたんですね。それと同時に80年代のポストモダンブームを受けて、「日はプレモダンなのに、なぜそれがポストモダンと結びついてしまうのか」という議論も盛んでした。そうした状況の中で、僕自身は、近代的な主体や責任主体の次に行かなければいけないと、何となくぼんやり考えていたように思います。 近代的な主体とは、一言で言うと

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