12月9日、トヨタが255億円を投じて、タイ・アルゼンチンで生産能力を増強すると発表。台北で4月撮影(2010年 ロイター/Nicky Loh) [東京 9日 ロイター] トヨタ自動車7203.Tは9日、タイとアルゼンチンでIMV(世界戦略車)生産工場の能力増強を決めたと発表した。投資額は約255億円。アジア・中近東などの新興国を中心とした需要拡大に対応する。 タイのバンポー工場は、年14万台を11年8月に22万台に引き上げる。また、アルゼンチンのサラテ工場では、11年11月に年7万台を9万台に増強する。これにより、グローバルでのIMV生産能力は約90万台となる。 タイのサイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(STM)でも、IMV用ディーゼルエンジンの生産能力を年間22万基から33万基に引き上げる。 現在、IMVは11の国・地域で生産、約140の国・地域で販売されている。今年のIMV年間