小説“違法配信”対策を要請 12月14日 16時52分 無断で電子化された日本の作家の小説が、アメリカのアップル社のサービスで違法に配信されているとして、国内の出版社でつくる4つの団体が「違法行為のほう助に当たる」とアップル社を強く批判したうえで対策を要請しました。 要請したのは、日本書籍出版協会など国内の出版社でつくる4つの団体です。団体では、アメリカのアップル社が運営している「アップストア」という電子書籍などをインターネットで配信するサービスで、日本の作家の小説を無断で電子化した、いわば電子書籍の海賊版が配信されているとして、アップル社を「違法行為のほう助に当たる」などと厳しく批判しています。団体によると、これまでに、村上春樹さんの「1Q84」や、東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」などの人気小説の海賊版が配信された例があり、一部は削除されたものの、日本人作家の作品の違法配信は続いていると