前回(UIScrollViewの使い方(拡大縮小編))までの説明で、画像のスクロールと拡大縮小を行うことが出来るようになりました。今回は、iPhoneの画面がタップされた時にその座標を表示するプログラムを作ってみたいと思います。 こう書くと簡単そうなのですが、 意外や意外、これが結構めんどくさいのです。 もう一度UIScrollView その1で使った絵を もう少し、正確に書いたものを書いてみます。 基本的には、ユーザのタッチイベントを取得するのは一番下側のViewで行うのですが、この図からもわかるように上側にScrollViewがのっかってしまっているためにタッチイベントがこれに邪魔されて一番下側のViewにまで降りてこないのです。そこで、タッチイベントがScrollViewを透過してくるように設定します。 この設定は簡単で次の一行をviewDidLoad関数の中に記述するだけです。 s