日本でブログが使われだした黎明期にブログの記事の間で「トラックバック」を飛ばしあうことが一時期流行ったのですが、「トラックバック」はSPAMに悪用されるケースが後を立たず廃れてしまいました。その代替機能としてSPAMに強いとされるpingback機能が有名ブログ/CMSエンジンに実装されてきました。が、最近はあまり使われていない機能のような気がします。 このpingback機能ですが、利用する際にはIDやパスワードのような認証機構を必要とせず、リンク元URL(ソースURI)とリンク先URL(ターゲットURI)の2つの情報でpingbackを利用することができます。 もちろん2つのURLが正当なものかどうかは双方のサーバで確認されるわけですが、正当なpingbackリクエストであるかどうかを確認するのにもサーバ上の資源を消費するわけで、多数のサイトから攻撃先サイトへのpingbackを行うこ