【ロシア宇宙庁飛行管制センター(モスクワ郊外)=佐々木正明】国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在していた宇宙飛行士、星出彰彦さん(43)らを乗せたロシアの宇宙船「ソユーズ」がモスクワ時間19日未明、ISSから離脱。地球に向け降下を始め、同午前5時56分(日本時間同10時56分)、カザフスタンの草原に着陸、帰還した。 7月中旬から約4カ月間、ISSに滞在した星出さんは簡易投稿サイト「ツイッター」で活動を報告。滞在最終日には宇宙から撮影した地球の写真を添付し、「この美しい惑星に生まれて、よかった」とつぶやいた。 2度目の飛行となった星出さんは船外活動を3回実施。電源装置の交換などをこなし、船外時間は日本人最長の通算21時間23分となった。ISSではメダカを使って無重力での骨の変化を調べる実験に従事したほか、日本の物資補給機「こうのとり3号機」のドッキング作業や、小型衛星の放出なども行った。
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