ブックマーク / nosumi.exblog.jp (3)

  • 森口騒動と大学広報 | 大隅典子の仙台通信

    まぁ、絶妙のタイミングであったために、人の意図以上に注目を集めることになった森口氏の捏造騒動だが、この件は医学系研究科の広報室長を務める身としても、なかなかに考えさせられることが多かった。 いくつかの国内外の科学不正が問題となった後、2006年に日学術会議から「科学者の行動規範(PDF)」が表出されたが、年になって発覚したケースが、京都大学の研究費不正使用、東京大学や東邦大学の論文捏造と相次いでいるのはなぜなのか? ここでは研究費不正使用の話はとりあえず脇に置いて、森口氏の論文捏造の方を考えてみる。 今回の森口氏のケースの最初の告発は、近い研究分野の研究機関に所属する方が「iPS細胞を使った世界初の心臓移植手術」という10月11日の報道に疑義を挟み(下記リンク参照)、同日のうちにハーバード大学からの否定、国際会議での発表取り下げとなったのだが、さらに、ただちにこれまで発表された論文に

    森口騒動と大学広報 | 大隅典子の仙台通信
    makot26
    makot26 2012/10/14
    一読すべし
  • ガードンの研究のオリジナリティ | 大隅典子の仙台通信

    東京で某新聞を見たら、山中さん関連記事が多数。 1面:山中教授ノーベル賞 2面:大胆着想扉開く 3面:世界で応用競う 4面:偉業に喜び 7面:製薬業界も活況 12面:社説 山中さんを励みに 29面:ベール1枚ずつ 36面:愚直にトライ 37面:挫折を力に うーん、ちょっとやりすぎじゃないでしょうか?ww 平和な日だったということか、予め準備したものを全部つぎ込めたというか。 というよりも、ガードン卿の扱いが少なすぎで、バランスが悪いことおびただしい。 もうちょっと理性と品性をもって報道してほしいですね。 なので、個人的にガードン卿の研究のご紹介を。 アップした画像は普段、発生学の授業で使っているものです。 元の画像は翻訳したJonathan SlackのEssential Developmental Biologyから引用しています。 オリジナルの実験は、山中さんがちょうど生まれた1958

    ガードンの研究のオリジナリティ | 大隅典子の仙台通信
    makot26
    makot26 2012/10/10
    "ガードン卿の扱いが少なすぎで、バランスが悪いことおびただしい" "まだ20代のガードンが自由な発想で行ったような基礎研究に、きちんと資金が投じられることを強く望みます"
  • 自閉症のシンポジウムに参加した | 大隅典子の仙台通信

    明日からがいよいよ北米神経科学学会という、世界最大の神経系の学会なのだが、そのサテライトイベントとしてCell Pressが主催する自閉症のシンポジウムに参加した。 2日半でスピーカーが25人、ポスター発表が111題、参加者はおそらく200名超えという規模で、予想よりも大きかった。 Simon FoundationやAutism Speaksという自閉症の患者団体関係者(多くはご家族)も50名くらいは参加されていたように思う。 スピーカーの方々は臨床家が1/4程度で基礎研究者が多かったが、その中にも、例えば先日の神経科学大会関係で仙台でもセミナーをして頂いたRicardo Dolmetschのように、息子さんなど身近に自閉症の家族がいるという方もあった。 このシンポジウムにFrom Mechanisms to Therapiesという副題が付いているように、病態や病因のメカニズムを理解する

    自閉症のシンポジウムに参加した | 大隅典子の仙台通信
    makot26
    makot26 2011/12/05
    "英語が科学の世界の国際語として使われているため、英語に不自由しない人は市民でも科学論文を読んで理解しやすいという意味で、そうではない人に比べて圧倒的に有利” / 大金持ちが研究費を寄附する文化いいと思う
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